ユネスコ無形文化遺産登録への取組

~ 第2回 沖縄空手オンラインシンポジウム開催 ~

令和4年2月14日(月)18:00~YouTubeにてLIVE配信

沖縄が世界に誇る伝統文化空手を、次世代に正しく伝え残すために。
沖縄空手を、ユネスコ無形文化遺産へ。

沖縄県では、沖縄が世界に誇る伝統文化である沖縄空手を次世代に正しく保存・継承し、「空手発祥の地・沖縄」を国内外に広く発信することを目的として、ユネスコ無形文化遺産登録に向け、令和2年8月に県知事を会長に幅広い関係機関で構成する協議会を設置し、登録に必要な調査・研究や県民等の気運醸成に取り組んでいます。

令和3年1月、協議会の部会において、沖縄空手は地域社会・県民生活と密接な関りを持ち、ユネスコの登録基準に示される「口承の伝統・表現」、「社会的慣習・儀式・祭礼行事」、「芸能」等の構成要素を有する旨の検討結果が取りまとめられました。

さらに令和3年12月には、当該検討結果をもとに、所管省庁である文化庁長官をはじめ、スポーツ庁長官、観光庁長官、内閣府沖縄担当大臣あてに、登録の早期実現に向けた要請を行いました。協議会においては、今後、新たな視点を盛り込みながら、沖縄空手に関する学術研究を更に深めていくこととしています。

このような取組を踏まえ、シンポジウムでは、和食のユネスコ無形文化遺産や伝統的酒造りの無形文化財への登録に携わられた東京農業大学の小泉武夫名誉教授による基調講演、民俗学や人類学の研究者による沖縄の地域社会と空手の関わりをテーマとしたパネルディスカッションを配信します。

空手関係者に限らず、多くの皆様に是非ご視聴いただきたく存じます。

配信日:令和4年2月14日(月)18:00~20:00

YouTube公式チャンネル

第1部 基調講演

小泉 武夫

ユネスコ無形文化遺産登録の取組事例紹介
~日本酒、焼酎・泡盛の取組から学ぶ登録戦略

小泉 武夫
東京農業大学名誉教授
農学博士
1943年(昭和18年)福島県の酒造家に生まれる。専門は食文化論、発酵学、醸造学。「和食」文化保護・継承国民会議委員、日本酒のグローバルなブランド戦略に関する検討会(国税庁)座長、琉球泡盛海外輸出プロジェクト委員会(内閣府)委員長を務めるなど、食に関わる様々な活動を展開し、発酵の魅力を広く伝えている。

第2部 パネルディスカッション

沖縄空手を生み出した地域社会の「武術的身体操作・表現」の習俗

コーディネーター
園原 謙

園原 謙
沖縄県空手振興課主査
沖縄空手会館学芸員

パネリスト
萩尾 俊章

萩尾 俊章
沖縄民俗学会会長

久万田 晋

久万田 晋
沖縄県立芸術大学
芸術文化研究所所長

神谷 武史

神谷 武史
沖縄県立芸術大学
音楽学部講師

田邊 元

田邊 元
富山大学
芸術文化学系講師
※オンライン参加

A4チラシ(PDF)

沖縄空手ユネスコ登録推進事業事務局
(光文堂コミュニケーションズ株式会社内)
Tel: 098-889-1131 Fax:098-835-6111
担当:宮里(みやざと)