第3回 沖縄空手シンポジウム
~ユネスコ無形文化遺産登録への取組~
令和5年2月13日(月)18:30〜20:30
沖縄空手会館道場、YouTubeにてLIVE配信
沖縄が世界に誇る伝統文化空手を、次世代に正しく伝え残すために。
沖縄空手を、ユネスコ無形文化遺産へ。
沖縄県では、沖縄が世界に誇る伝統文化である沖縄空手を次世代に正しく保存・継承し、「空手発祥の地・沖縄」を国内外に広く発信することを目的として、ユネスコ無形文化遺産登録に向け、令和2年8月に県知事を会長に幅広い関係機関で構成する沖縄空手ユネスコ登録推進協議会を設置し、登録に必要な調査・研究や県民等の気運醸成に取り組んでいます。
令和4年度から各市町村文化財担当部署や各地区区長等の協力の下、県内各地域の豊年祭などのムラ行事において、空手や棒術などの武術的身体表現の有無や伝承されてきた経緯などの民俗学的調査を実施しており、ユネスコ無形文化遺産登録に向けた具体的な調査研究を実施しているところです。
このような取組を踏まえ、シンポジウムでは、埼玉県や神奈川県における文化財の先行事例を紹介するとともに、沖縄空手の歴史や空手が地域行事に取り入れられていることも踏まえ、ユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みについて講演者から助言・提言をいただく内容となっております。また、シンポジウムの模様は開催当日に沖縄県空手振興課YouTube公式アカウントでも無料配信致します。
空手関係者に限らず、多くの皆様に是非ご視聴いただきたく存じます。
配信日:令和5年2月13日(月)18:30〜20:30
第1部 基調講演
指定・登録・認定される地域文化
~文化行政の現場から~
斉藤 修平
文教大学生活科学研究所客員研究員/
新島村博物館館外研究協力委員
埼玉県教育委員会・文化財保護課にて史跡・名勝・天然記念物・民俗文化財を数年にわたって担当。文化財の継承維持をめぐる課題、指定に向けての諸準備、指定後の整備計画などの指導を担当する。その経験を生かして現在も、民俗学の立場から里神楽や流鏑馬行事、島文化・島ことばの継承課題について支援を続けている。
第2部 パネルディスカッション
ユネスコ無形文化遺産登録を目指すにあたって
コーディネーター
寒川 恒夫
早稲田大学名誉教授
日本学術会議連携会員
スポーツ人類学や民族学に精通し、日本武道や武術関連の研究者として、本シンポジウムにおける沖縄空手ユネスコ無形文化遺産登録を目指した活動への提言を取りまとめていただきます。
パネリスト
田名 真之
沖縄県立博物館・美術館館長
久保田 裕道
東京文化財研究所
無形文化遺産部
無形民俗文化財研究室長
東恩納 盛男
沖縄県指定無形文化財
「空手・古武術」保持者/
沖縄の空手・古武術
保存会副会長/
伝統沖縄剛柔流
空手道連盟 主席範士
斉藤 修平
文教大学生活科学
研究所客員研究員/
新島村博物館
館外研究協力委員
島袋 常雄
沖縄県古武道連盟会長/
上地流空手道守礼会・
琉球古武道翔成会
南原守礼館館長
嘉手苅 徹
沖縄空手研究所所長/
沖縄大学客員教授
沖縄空手ユネスコ登録推進事業事務局
(光文堂コミュニケーションズ株式会社内)
Tel: 098-889-1131 Fax:098-835-6111
担当:宮里(みやざと)