調査票結果
- 地元での呼び方
- ジューグスージ
武術的身体表現の形態
- 武術的身体操作・表現の形態
- 空手の型をまねた各自創作型を演武。
- 武術的身体操作・表現の分類
- ■型の演武(舞)がある
時期・場所
- 行事が行われる期日(旧暦)
- 旧暦1月2日
- 上演の場所
- ヌンドゥンチ(ノロ殿内)隣接のヌルウドゥン(ノロ御殿)の前(屋外)。
行事の目的・由来・伝承
- 行事の目的・伝播の仕方 (どのように伝承されるようになったか。)
- 数え15歳の男子が対象。一人前の成人とみなす通過儀式として、空手の型をまねたもの(各自オリジナル)を関係者の前で披露する。空手の型をまねたものをコーサンクーと呼んでいる。首里手系の型「クーサンクー、公相君」では無い。昔、「賦(ブ)」と呼ばれる村制度があり、成人男子は村の公共作業等を無償で担っていた。「賦」を担えるようになるのが、数え年で15歳からである。隣接区の上原区、池味区や伊計区でも同様の行事があり、桃原区へも伝わった。
- 中断・再興の時期とその理由
- 13年前(2011年、平成23年)から中断。新たに15歳になる男子が居ない。少子化の影響。
- 武術的身体表現(「空手」「棒」等)にまつわる由来、伝承や民話、説話など
- 「7」にまとめた。
当該行事における意味
- 行事の中での演武(舞)の位置とその意味(戦前、戦後、復帰後の変化)
- 成人とみなす儀式。ジューグスージでヌルウドゥンへ出向く際は、自身の叔父(伯父)或いは隣家の男性に御供してもらい二人で向かう決まりがある。ノロへお礼品として持参する豆腐一丁は御供役が運ぶ。御供役はジューグスージの間、まさに小間使いとして世話をする。
組織・指導者・伝承方法
- 組織
- 宮城自治会、現在は各家庭単位。
- 組織の特化
- 該当無し。
- 各組織の役割等(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 区の広報で区民に呼びかける。現在は無し。
- 指導者の氏名(さかのぼるまで)
- 定まった指導者は居ない。演武直前に御供役のを見たり、以前に見た演者のコーサンクーのまねをしたり、各自創作。
- 出演者の状況・条件(年齢・性別/戦前・戦後・復帰後)
- 数え年で15歳・男性
稽古の仕方、期間
- 稽古のスケジュール(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 演武直前だったりまちまち。
- 稽古の場所(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 無し。
演舞(武)構成
- 演武(舞)構成 (芸態)(現状を含む)
- 一人づつ。
- 集落以外での披露の有無
- ■集落のみでしか演武(舞)したことがない ■その他(ヌルウドゥン(ノロ御殿)前。)
衣装・道具
- 衣裳・道具の名称と着方
- 普段着。学生服。学ラン。
- 衣裳・棒、他の用具の管理と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後等の変化について)
- 該当無し。
- 衣裳・棒、他の用具の修繕や製作、購入の方法(担当、方法、経費など)
- 該当無し。
- 棒など用具の材質(戦前、戦後の変化)
- 該当無し。
音楽
- 楽器の内容と呼称、各楽器の演奏者数と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後など)
- 三線。ジューグスージの最後に参加者全員で踊るカチャーシーの伴奏。
- 楽曲(戦前、戦後の変化)
- 不定。
課題
- 支援してもらいたいことや困っていること(今後の継承等課題等)
- 区の広報で区民に対しジューグスージの呼びかけは続けているが該当者が居ない。
- コロナで影響を受けたこと
- 該当無し。
記録
- 文献、映像記録、古老の記録、プログラムや式次第など
- ■文献 ■その他(宮城島郷土史) ・宮城島郷土誌うるま市宮城島(宮城島郷土誌研究会2020年3月)


