調査票結果
- 地元での呼び方
- (並里の)棒かじゃで風
時期・場所
- 行事が行われる期日(旧暦)
- 旧暦8月15日
- 上演の場所
- 大松下(ウフマチシチャ)の広場(並里地区公民館駐車場のところ)(並里区事務所)
行事の目的・由来・伝承
- 行事の目的・伝播の仕方 (どのように伝承されるようになったか。)
- いつ頃から演じられたかは定かではないが仲間氏が仲田氏から伝承され習得した(並里区事務所)
- 中断・再興の時期とその理由
- 昭和15年までは旧暦8月15日の村芝居において演じられていたと言う。扇によるかじゃで風が主流となり棒かじゃで風は棒スケーと共に演じられなくなった。その後戦争を境に途絶えたが平成4年に50年ぶりに復活した(並里区事務所)
- 武術的身体表現(「空手」「棒」等)にまつわる由来、伝承や民話、説話など
- その昔、金武で取れた薪を山原船で運び、与那原で売って人々が生計を立てていた頃、港で船が着くのを待ちながら薪をかつぐ棒で「棒スケー」の技があみだされ、「棒かじゃで風」ができた((並里区伝統芸能保存会)
当該行事における意味
- 行事の中での演武(舞)の位置とその意味(戦前、戦後、復帰後の変化)
- 神事芸能のひとつである(並里区事務所)
組織・指導者・伝承方法
- 組織
- 並里区伝統芸能保存会の保存演目である(並里区事務所)
- 組織の特化
- ■武術の部分は専門の師匠がいる
- 各組織の役割等(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 平成9年に伝統芸能の保存継承を目的に立ち上げた(並里区事務所)
- 指導者の氏名(さかのぼるまで)
- 仲田氏、仲間氏、當山氏(並里区事務所)
- 出演者の状況・条件(年齢・性別/戦前・戦後・復帰後)
- 青年、50代までの男性(並里区事務所)
稽古の仕方、期間
- 稽古のスケジュール(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 十五夜の三ヶ月前から稽古にはいる(並里区事務所)
- 稽古の場所(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 並里公民館(並里区事務所)
演舞(武)構成
- 集落以外での披露の有無
- ■集落以外(市町村内)で演武(舞)したことがある
■公民館やホールなど(市町村外)で演武(舞)したことがある
■その他(県外、国外)
衣装・道具
- 衣裳・道具の名称と着方
- 上下白(空手着にようなもの)、白黒の脚絆、黒の足袋、黒のサージ、黒金に紫の2種の帯、赤いたすき
- 衣裳・棒、他の用具の管理と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後等の変化について)
- 棒は区管理。衣装は個人管理と区管理(並里区事務所)
- 衣裳・棒、他の用具の修繕や製作、購入の方法(担当、方法、経費など)
- 衣裳は別注(並里区事務所)
- 棒など用具の材質(戦前、戦後の変化)
- 集成材の六尺棒(並里区事務所)
音楽
- 楽器の内容と呼称、各楽器の演奏者数と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後など)
- 三線、琴、笛、太鼓、胡弓(並里区事務所)
- 楽曲(戦前、戦後の変化)
- 「かじゃで風」
課題
- コロナで影響を受けたこと
- 練習ができないこと(並里区事務所)
記録
- 文献、映像記録、古老の記録、プログラムや式次第など
- ■文献
■映像記録


