調査票結果
- 地元での呼び方
- 舞方棒(メーカタボー)
武術的身体表現の形態
- 武術的身体操作・表現の形態
- 棒術
- 武術的身体操作・表現の分類
- ■型の演武がある
時期・場所
- 行事が行われる期日(旧暦)
- 旧8月15日(R5年は翌日の9/30)
- 上演の場所
- 照屋公民館
行事の目的・由来・伝承
- 行事の目的・伝播の仕方 (どのように伝承されるようになったか。)
- 浦添市前田から習った前田棒。戦後行商として来ていた前田のタンメーという人から習ったという伝承がある。
- 中断・再興の時期とその理由
- 照屋の舞方棒には「アブシの手」、「チキンの手」の2つの型があるが、現在伝承されているのは「アブシの手」のみ。
当該行事における意味
- 行事の中での演武(舞)の位置とその意味(戦前、戦後、復帰後の変化)
- 舞台や祭事等における清めの開幕舞踊。疫病、災害、悪霊をはらう。近年ではアブシの手だけが年中行事や慶祝の場、舞台で演じられる。
組織・指導者・伝承方法
- 組織
- 照屋民俗芸能保全会、青年会
- 各組織の役割等(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 地域活性化(青年会)
- 指導者の氏名(さかのぼるまで)
- 大城氏(現在)、大城氏、桃原氏
- 出演者の状況・条件(年齢・性別/戦前・戦後・復帰後)
- 記録より・・・S9年 男性3人、 1982年 男性1人、1988年 男性5人、1999年男性 2人、2003年 男性3人、2022年 男性3人
稽古の仕方、期間
- 稽古のスケジュール(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 出演の1ヶ月前から週2~3回
- 稽古の場所(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
- 照屋公民会、照屋青年会館
演舞(武)構成
- 集落以外での披露の有無
- ■その他(海外(スイス)
衣装・道具
- 衣裳・道具の名称と着方
- 白の長袖シャツとズボン、棒縞脚絆、紫の帯と棒、紫おマンサージ(空手着)
- 衣裳・棒、他の用具の管理と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後等の変化について)
- 公民館での管理
- 衣裳・棒、他の用具の修繕や製作、購入の方法(担当、方法、経費など)
- 昔は個人で購入したとも聞いている。現在は伝統芸能保存会や町の補助金で購入している。
- 棒など用具の材質(戦前、戦後の変化)
- 樫の六尺棒
音楽
- 楽器の内容と呼称、各楽器の演奏者数と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後など)
- 記録より1982年三線3人、1988年三線3人、箏11人、1999年三線3人、箏1人、太鼓1人、2003年三線2人、2022年三線5人
- 楽曲(戦前、戦後の変化)
- 曲はかぎやで風だが、可視は「アブシの手、チキンの手で異なる。扇舞よりテンポ早め。 <アブシの手>今日の誇らしやなをにぎやなたてる蕾でをる花の露きやたごと <チキンの手>出ぢみしより舞方 わ身や歌しゃべら 二才がする舞方 見欲しやびけい
課題
- 支援してもらいたいことや困っていること(今後の継承等課題等)
- 人手不足 中学生や高校生と関わる機会(棒の経験)があれば
- コロナで影響を受けたこと
- 出演する機会がなくなり集まることもできなかったので練習すらできなかった
記録
- 文献、映像記録、古老の記録、プログラムや式次第など
- ■文献 ■映像記録


