調査票結果

年中行事名
■その他
市町村名
南風原町
行政区
兼城
小字名
神里
地元での呼び方
舞方棒(メーカタボー)

武術的身体表現の形態

武術的身体操作・表現の形態
棒術
武術的身体操作・表現の分類
■型の演武(舞)がある

時期・場所

行事が行われる期日(旧暦)
敬老会、新年会
上演の場所
兼城公民館

行事の目的・由来・伝承

行事の目的・伝播の仕方 (どのように伝承されるようになったか。)
部落の活性化、先輩たちへの感謝

当該行事における意味

行事の中での演武(舞)の位置とその意味(戦前、戦後、復帰後の変化)
大遊びのときは、邪気払い・舞台清めとして、開幕、中踊、閉幕の3回演じられたが、2つの型は常に対にして踊られた。

組織・指導者・伝承方法

組織
兼城区(字の芸能保存会はない)、青年会
指導者の氏名(さかのぼるまで)
大城氏(2003年)
その時出演した方が、次に人たちに継承、指導している。
出演者の状況・条件(年齢・性別/戦前・戦後・復帰後)
記録より・・・1981年男性1人、1999年男性1人、2003年男性1人、、2022年男性5人

稽古の仕方、期間

稽古のスケジュール(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
1ヶ月前から1週間に1回(すでに習得している場合)
稽古の場所(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
兼城公民館

演舞(武)構成

演武(舞)構成 (芸態)(現状を含む)
「棍の手」と「津堅手」の2つの型がある。
集落以外での披露の有無
■公民館やホールなど(市町村外)で演武(舞)したことがある

衣装・道具

衣裳・道具の名称と着方
白の長襦袢、袴下、棒縞脚絆、紫帯と襷をかける。
頭は紫のマンサージ。
衣裳・棒、他の用具の管理と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後等の変化について)
兼城公民館
衣裳・棒、他の用具の修繕や製作、購入の方法(担当、方法、経費など)
兼城公民館、町の補助金
棒など用具の材質(戦前、戦後の変化)
樫の六尺棒

音楽

楽器の内容と呼称、各楽器の演奏者数と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後など)
記録より・・・1981年 三線2人、1999年 三線3人、2003年 三線4人、2022年 三線7人
楽曲(戦前、戦後の変化)
音曲はかぎやで風だが、型によって歌詞が異なる。
<棍の手>今日の誇らしやなをにじやなたてる つぼでをる花の露きゃたごと
<津堅手>出じみしよれ舞方、わ身や歌しゃべら二才がする舞方見欲しやびけい

課題

支援してもらいたいことや困っていること(今後の継承等課題等)
若い人を発掘していかなといけない。
コロナで影響を受けたこと
演舞する機会がなくなり、練習もできなくなった。

記録

文献、映像記録、古老の記録、プログラムや式次第など
■文献

■映像記録