調査票結果

年中行事名
■その他(結願祭)
市町村名
竹富町
行政区
古見
小字名
クン
地元での呼び方
キチガン 旧暦八月に行う

武術的身体表現の形態

武術的身体操作・表現の形態
棒打と言い、一番棒~五番棒まで有ります。
武術的身体操作・表現の分類
█型の演武(舞)がある

時期・場所

行事が行われる期日(旧暦)
旧暦八月の結願祭で奉納する。令和になってコロナ等で今日まで祭りは行われていません。
上演の場所
(ウガワ)請原嶽で行っています。 村の行事や場所は変わる事はありません

行事の目的・由来・伝承

行事の目的・伝播の仕方 (どのように伝承されるようになったか。)
先人達は感謝の心を持って踊る事の大切さ 神への奉納を出来た事の喜び知る伝承
中断・再興の時期とその理由
過疎化で結願祭が出来ない年が八年間続きました。
武術的身体表現(「空手」「棒」等)にまつわる由来、伝承や民話、説話など

当該行事における意味

行事の中での演武(舞)の位置とその意味(戦前、戦後、復帰後の変化)
村の祭に戦前、戦後、復帰後の変化は有りません。先人から受け継いだ伝統文化変わることなく継承している

組織・指導者・伝承方法

組織
自治公民館組織の年間計画の中で取り組んでいる。 村の住民全員で準備~棒納舞踊まで行う
各組織の役割等(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
10と同じで変化はない。 公民館長が変わっても組織は変わらない
出演者の状況・条件(年齢・性別/戦前・戦後・復帰後)
結願祭は3才頃から踊りの一員です。見ること、聞くことによって身に付く事から練習の時から全員で見て聞いて、踊る事をしています

稽古の仕方、期間

稽古のスケジュール(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
トウリツキ(練習の始まり)~スクミ(リハーサル)まで練習を行う
稽古の場所(戦前、戦後、復帰後等の変化についても)
公民館で行う 以前は村の総代の家で行っていたそうです

演舞(武)構成

集落以外での披露の有無
■集落のみでしか演武(舞)したことがない

衣装・道具

衣裳・棒、他の用具の管理と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後等の変化について)
公民館で保管、管理は民族芸能保存会が行っている
衣裳・棒、他の用具の修繕や製作、購入の方法(担当、方法、経費など)
衣装等は昔からの物を大切に使用しています。他の小道具等の修繕や購入等は公民館の経費を使用しています
棒など用具の材質(戦前、戦後の変化)
キャァーギ(イヌマキ)

音楽

楽器の内容と呼称、各楽器の演奏者数と時代の変化について(戦前、戦後、復帰後など)
ホラ、太鼓、ドラ、三線 ホラを吹き鳴らすリズムをしらな事
楽曲(戦前、戦後の変化)
棒術等の掛け声気勢は弱い 地謡の変化が気になる

課題

支援してもらいたいことや困っていること(今後の継承等課題等)
地謡育成、 踊りの指導者育成諸々 地元出身者がかなり少なくて本土出身者が半数以上で有る事で
コロナで影響を受けたこと
奉納事、棒術踊も忘れてしまう事(全くしない事で)

記録

文献、映像記録、古老の記録、プログラムや式次第など
■映像記録 ■プログラムや式次第